繁盛店の何を真似れば売上があがりますか?
繁盛店の何を真似れば売上があがりますか?

例えば、10年ほど前によく似た店名で
品揃えも大差がないような焼き肉店やトンカツ店が
郊外に続々とできたことがあります。
当時、そういうお店は
月商が2000万円以上もあるというような噂がありました。
それを真似しようと、日本全国でも爆発的にお店ができたのです。
しかし、多くの店では、業績が不振で撤退してしまいました。
結局「モデル店」のうわべしかコピーしない店というのは、
うまくいかないようです。
それは売り上げが良くないときに、
どんな対策をとればいいのかわからないからです。
繁盛店のコピー店では、結局、繁盛店の本質が
見えていないために中途半端な結果で終わってしまうようですね。
札幌にある喫茶店では、7〜8年ほど前、
喫茶からタルト&ケーキ専門店へと商売をかえました。
その結果、月商は600万円から2000万円を超える程となりました。
そして、現在は全7店舗、年商約8億円にまで成長しています。
その店の経営者は、成功のコツは「モデル商法だった」と言っています。
「モデル店」の成功の本質や原則を自店流にアレンジしたのですね。
「モデル店」から学んだ本質や原則は、次の3つだと言われました。
甘く鮮度の高いフルーツを使用したという
タルトは店内で毎日、鮮度や手作りをしていることが
お客様にわかるように実演販売をしたという
モデルとしたのは、東京の繁華街にある店だそうです。
当然、札幌とは価格の「値頃感」に差がありますよね。
札幌では東京価格で売ることは難しいため、
価格は札幌的な値付けをしました。
しかし、フルーツのボリュームを大切にして、
お客様が「お値打ち」を感じられる商品を提供しました。
このように、繁盛店の表面的な品揃えや店舗や
商品イメージをコピーするのではなく、
「繁盛店」の持つ「本質」と「原則」を徹底的に学んで
実践するのが「モデル商法」です。
そして、それが現在の繁盛を継続させる源泉になっています。
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